HOUSE NATION

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INTERVIEW

DJ KAWASAKI interview 2007.7.29
ハウス/クロスオーバー界のブライテスト・ホープ。00年よりG.K.として活動後、'05年にソロ名義"DJ KAWASAKI"として制作開始。
「BLAZIN'」のデモがNYのシェルターで1晩に5回もかかる (内3回はティミー・レジスフォードがプレイ)という偉業を成し遂げ、KING STREETから世界デビューを果す。現在、渋谷FMにて毎週火曜日[THE ROOM RADIO]のナビゲーター&MIX SHOWを担当。
KYOTO JAZZ MASSIVEの沖野修也と共にThe Roomにて[TOKYO JAZZ MEETING]のレギュラーを務めている。

─DJを始めてどのくらいになりますか?

13年位です。

─DJを始めるきっかけは何だったのでしょうか?

渋谷TheRoomで沖野修也さん(Kyoto Jazz Massive)の DJプレイに影響を受けてDJを始めました。

─DJをしている時に常に心がけていることは何ですか?

VOCAL HOUSEやDANCE CLASSICSを中心に組み立て、エモーショナルでドラマチックな選曲になるように心がけています。

─多くの経験の中で今と昔の日本シーンの一番の違いは何だと感じますか?

今Clubに遊びにきているお客さん達はとてもよく音楽を聴いていて非常に詳しい事もあり、DJをする側が更にクオリティの高い選曲を目指さなければならなくなった事ではないでしょうか。

─音楽製作もかなり多くやっていると思いますが、製作のDJと違った楽しさ難しさを教えてください。

音楽制作は思い描いていたものが徐々に形になっていくのが楽しいですね。
DJはお客さんとのコミュニケーションが醍醐味なんですよ。

─ハウスミュージックに対して何か特別な思いはありますか?

自分自身ではクロスオーバーからの影響もあるのですが、ハウス・ミュージックに出会ったおかげで自分の制作スタイルを決定する事ができたんです。それは決してイコール四つ打ちという事ではなく、Phil Asher やPirahnahead、Osunrade, そしてCarl CraigやKarizmaなどの素晴らしいクリエーター達のように様々な要素を取り込む事が可能な非常にハイブリッドな音楽なんだと思います。

─本の日曜日はまだまだ盛り上がりにかけますが、先日プレイしたWOMB でのサンデーアフタヌーンパーティーの印象を聞かせてください。

多くのお客さん達が本当に楽しそうに踊っていて、日曜の夜なのにとても盛り上がっていて驚いたし、プレイしていて楽しかったです。

─“こうすれば日本のシーンはもっとよくなる!”という独自の考えなどがあれば教えてください。

皆が流行モノに惑わされるのではなく、自分はこれが本当に好きだとジャッジしていけるようになればいいいと思います。聴き手も制作する側も、普遍的な音楽に目覚めなければ本当の意味ででシーンがレベル・アップする事はないでしょう。

─今後のリリースなどのニュースがあれば聞かせてください。

9月にリリース予定のTheRoom15周年記念コンピに続き、MIX CDやRemixしたものがいくつかリリースされます。そして来年元旦リリースに向けて現在2ndアルバムの制作中です。